MACDはどんな指標?
MACDはトレンド系とオシレーター系の両方の性質を兼ね備えたポピュラーな指標になります。
移動平均線と似たような指標ですが、直近の値動きに重点をおいて計算しているので、より直近の動きに敏感に反応する性質があります。
MACDはMACDとシグナルという2本の線で表されます。
下のチャートの2本の線です。

2本の線が交わるところで売買サインを判断する方法が使われます。
シグナルがチャート下部の青いライン、MACDが赤い線です。
この2本線が交わる部分が売買のサインとして使えるわけです。
交わる部分を緑の縦線で表しています。
MACD(赤線)がシグナル(青色)を上に抜けると買いサイン
MACD(赤線)がシグナル(青色)を下に抜けると売りサイン
見て分かる通り、コンスタントに利益を出せていることが分かります。
MACDを使う上での注意点
MACDの売買のサインをどの時点で使うかが非常に重要になります。
どういうことかというと、①2本線が交わるか、交わらないかくらいでエントリーする、②確実に交わったあと次のローソク足でエントリーする。
この2つのどちらを取るかで戦略が全く変わってきます。
・①の場合は結局2本線が結局交わらなかった場合、損切りしなければならない。
・②の場合は交わった箇所で大きく値動きしてしまうと、エントリーしても大した利益にならない、またはマイナスになってしまうことも多々あります。
MACDを使う場合はこのあたりのルールを決めて、それを遵守するということができないと、損切りできず、ずるずるマイナスを拡大するということになりかねません。
その点注意してトレードに是非活用してみてください!ではでは!